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性別を調節するという概念。いちまつ君の性別は?

この記事を書いた人
市松 蓮(いちまつ君)

自撮りや音楽をNFTとして販売したり、『#イチマティズム』というブログを書いたり、『#いちまつ君の左脳』というオンラインコミュニティを運営したり、毎年クリスマスに公園で洗顔したりしています。

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これまでの人生を振り返ると、

性別と向き合う時間は長かったと思う。

幼少期から

“男らしくすること”に嫌悪感があったが、

だからといって

自分の性自認が男性(Male)であるという確信はあった。

若干の矛盾を抱えながらも

その矛盾を解消するための知識を持ち合わせていなかったから

放置している状態だった。

20歳を越えて

たくさんのことを学ぶようになると

ジェンダーやセクシュアルに関しての知識も増え、

改めて真剣に自分の性別に向き合うようになった。

今回はその結論をまとめようと思う。

性別の捉え方

まず大前提として

「ジェンダー」、「セクシュアル」について

理解していただく必要があるので少し解説する。

ジェンダーとセクシュアルが

混合して考えられることがよくあるが、

ジェンダーとセクシュアルは分けて考える必要がある。

また、ジェンダーやセクシュアルは

人によって解釈が微妙に異なることもあるから

自分が使っているジェンダー、セクシュアルの意味を

ここで定義しておく。

ジェンダー

性別のこと。

肉体的性別(身体的性別)

からだの性別を指す。

男性女性両方当てはまらない

の4種類があると考えている。

性自認

こころの性別を指す。

自分自身の性別に対する認識のこと。

自分自身の性別は何だと認識しているか。

男・女だけではない。

性表現

容姿、話し方、態度など様々な方法で表現する性別。

男・女だけではない。

○○らしい表現。

例:男性らしい歩き方。

セクシュアル

性的な関心のこと。

性的指向(性対象)

どんな相手と性行為をしたいか。

恋愛的指向

どんな相手と恋愛をしたいか。

従来のジェンダー(ジェンダー一覧)

Googleスプレッドシートにまとめた表。

左右に動かしたり、上記リンクから見ることができる。

性別の種類はこれからも増え続けるだろうから

この表はこれからも更新し続ける予定。

Gender Control(ジェンダーコントロール)、性調節という概念

ジェンダー、セクシュアルについて

大まかに理解していただいたところで

今回の本題である“自分の性別”についての結論、

Gender Control(ジェンダーコントロール)』について

解説しようと思う。

ちなみにこれは

セクシュアルではなく、ジェンダーの話である。

Gender Control(ジェンダーコントロール)、性調節

肉体的性別、性自認の種類は問わない。

理性を利用して

自分の性別に対しての
向き合い方の度合い
調節すること。

必要に応じて
HighMidLowと切り替える。

外見や今までの言動では判別がつかないから

他人からの視点では

どの度合いに調節しているか分からないと思う。

だから他人に正しく理解してもらいたい場合には

常に現在の自分の度合いを

〔High、Mid、Low〕のどこに設定しているかを
宣言しておく必要があるだろう。

モラルとして、

常に真実の宣言をする必要があると思う。

虚偽の宣言をすると
ジェンダーコントロールをしている
全ての人の信頼に影響が出るかもしれないからだ。

物事を本能だけで判断せず、
常に理性を用いて行動をする人に向いていると思う。

High Gender(ハイジェンダー)、高性別

肉体的性別、性自認の種類は問わず、

理性を利用して
自分の性別に対して向き合い方の度合いを
高く(Highに)設定している人。

自分の性別に強く向き合い、

それを行動に表す人。

例:High ○○(ジェンダー名)

これから必要に応じて宣言をし、
Mid、Lowに切り替えることもある。

日常生活で頻繁に性表現を行う。
(何をするときにおいても

○○らしくする。)

行動の動機に性自認を最優先する。
(何をするときにおいても、まずは

○○だから〜する。という思考を最優先する。)

Mid Gender(ミッドジェンダー)、中性別

肉体的性別、性自認の種類は問わず、

理性を利用して
自分の性別に対しての向き合い方の度合いを
中間に、特徴なく(Midに)設定している人。

ジェンダーコントロールの概念を理解した上で
特に行動を変えていない人。

自分の性別に対しての向き合い方においては

特徴がない、普通の人。

例:Mid ○○(ジェンダー名)


※Midの場合、あえてMidと
付ける必要はないかもしれないが、

自分が性調整の概念を持っているという

意思表示には使えるかもしれない。

これから必要に応じて宣言をし、
High、Lowに切り替えることもある。

日常生活で性表現を行う頻度に特徴がない。

自然に性表現を行う。
(○○らしくしたりしなかったり。)

日常生活の行動の動機に

性自認を優先する頻度に特徴がない。

自然に性自認を優先する。
(○○だから〜する時もあればそうでもない時もある。)

誤解を恐れずに言うと

ジェンダーコントロールにおいて

「特徴のない人」「普通の人」

Low Gender(ロージェンダー)

肉体的性別、性自認の種類は問わず、

理性を利用して
自分の性別に対して向き合い方の度合いを
低く(Lowに)設定している人。

自分の性別を無視しているような人。

Low ○○(ジェンダー名)

※ジェンダーの要素があまり表面に現れないから、

あえてジェンダー名(◯◯の部分)を使わずに

「Low Gender」と広く表すだけでもいいのかもしれない。

自分はそうしている。

これから必要に応じて宣言をし、
High、Midに切り替えることもある。

日常生活でほとんど性表現を行わない。

(○○らしくという概念を捨てている。)

行動の動機に性自認を優先しない。

(○○だから〜するのではない。

例:男性だから女性に優しくしたというわけではない。)

Mid Genderとの決定的な違いは

徹底していること。

とは言っても

現代社会で完全に性別を無視することは

不可能に近いため、

どこの度合いからMidではなくLowであると判断するかは難しい。

個人的には、8割〜9割程度行動に現れていたら

Low Genderと判断してもいいと考えている。

また、表面的には

Gray Gender(グレージェンダー)と似た状態になる。

【宣言】いちまつ君のジェンダーはLow Male。

自分は自分の度合いを正しく理解してもらいたいから

宣言をする。

自分はLow Genderで、Low Maleに設定している。

Low Male

肉体的性別、性自認は
Male(男性)だが、


日常生活でほとんど

Male(男性)としての行動を行わない。

だからといって

Male以外の他の性別としての行動を行うわけでもない

肉体的性別:Male(男性)

性自認:Male(男性)

性表現:ほとんど行わない。

個人的な特徴

長髪

Low Genderとして生きている証、

男性という性自認を無視している証として

髪を伸ばしている。

HighかMidになる時には

髪を切ると宣言している。

(性自認が変われば話は別だが、変わらないと思う。)

長髪は性表現ではないため

女性として髪を伸ばしているわけでもない。

性別以外の髪を伸ばす理由としては

  • かっこいいと思うから
  • 愛着があるから
  • 落ち着くから
  • 便利だから

など

化粧

化粧では自分の顔の物足りないと思うところを足して、

好きなところを誇張している。

性表現ではない。

変身というよりも進化の感覚。

仮面ライダーというよりもポケモン?

ヒトがニワトリになるというよりも

ヒヨコがニワトリになる感覚。

服装

男性的な印象のある服(軍服、革物)を

着ているが、

男性の性表現として着ているわけではない。

服は外観だけでなく

機能面や歴史的な価値などを優先して選んでいる。

言動

言葉遣いは自分が一番自然に話せる

話し方をするようにしている。

昔から標準語を好むが、

福岡に住んでいる時期が長いため

やや博多弁のニュアンスになってしまうこともある。

歩き方は自分が一番自然に歩ける

歩き方をするようにしている。

以前はかなり猫背だったが

ランウェイモデルをした際に少し矯正された。

ランウェイを歩いている自分の姿が

普段より良く見えたから

あえて猫背に戻したりはしていない。

最後に

今回紹介した

Gender Control、性調節という概念。

恐らく定義したのは自分が初めてだが、

こういった概念を持っている人は

昔から存在したと思う。

この話は行動を促すものではないから

実際に使うかどうかは自分で決めて欲しいが、

こういう生き方をしている人間がいるということは

知っていて欲しい。

また、新たな概念が生まれることで

結果として既存の概念が否定されてしまうこともある。

この概念を定義したのは

誰かを攻撃することが目的ではないことを明言する。

続く。

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