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多少は他人に迷惑をかけてもいいと思う。

この記事を書いた人
市松 蓮(いちまつ君)

自撮りや音楽をNFTとして販売したり、『#イチマティズム』というブログを書いたり、『#いちまつ君の左脳』というオンラインコミュニティを運営したり、毎年クリスマスに公園で洗顔したりしています。

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少なくとも日本で生活していると、

他人に迷惑をかけることだけは絶対にしてはいけない
という空気感を感じる。

その一方で、自分は

少しはみ出す程度、
多少は他人に迷惑をかけてもいいと考えている。

今回はその理由を述べていく。

「迷惑をかける側」に寛容な世の中を

まず最初に、

他人に迷惑をかけることだけは絶対にしてはいけない」というのは

受け手側に寄りすぎた意見だと思う。

言い換えると、

迷惑をかけられる側」の視点でしかないということ。

自分の意見としては

自分も迷惑をかけてしまうのだから他人の迷惑は許そう

の方が良いと思う。

許そう」というと

人が良すぎるように思うかもしれないが、

これは自分(本人)の為でもある。

常に自分が「迷惑をかけられる側」にいるとは限らないのだから

もし自分が「迷惑をかける側」に回ってしまった時のためにも

寛容な世の中を作っておいた方が安心だろう。

とは言っても、

迷惑をかけないように常に意識して生きている人からすると

自分が「迷惑をかける側」に回ってしまうなんて想像できないかもしれない。

想像しやすいように

身近な例を出してみよう。

あくまで例えだから

設定が少し雑なのは許して欲しい。

これは一人の受験生とその家族の話。

その受験生は試験に合格するために

家族が寝静まった夜も勉強をしていた。

すると

ある朝、家族から

あなたが起きているから眠れなかった」と言われてしまった。

これは要するに「深夜の勉強は迷惑」ということだ。

ここで

  1. 他人に迷惑をかけることだけは絶対にしてはいけない
  2. 自分も迷惑をかけてしまうのだから他人の迷惑は許そう

の2つから意見を選ぶとしたらどちらがいいだろう?

1の意見を選んだ場合、

その家庭は「深夜の勉強は禁止」となり、

その受験生の勉強時間は減ってしまうだろう。

家がダメだからといって

未成年の学生なら

家を出て深夜のファミレスを利用することも厳しいだろう。

その結果として、この受験生は

実力とは別の問題で試験に合格できないかもしれない。

この話で何を伝えたいのかというと、

迷惑」というと悪い印象があるかもしれないが、

このように「迷惑をかける側」になるのは

頑張っている人」である場合もあるということ。

いつの時代も

世の中を良くしてくれるのは「頑張っている人」だろう。

だから

頑張っている人」が実力を発揮しやすい環境を整えるためにも

迷惑をかける側」に寛容な世の中であった方がいいのではないだろうか。

この例えの場合なら

受験生が勉強をやめるのではなく、

家族が少し我慢をするか何か工夫をして寝ればいいと思う。

迷惑をかけた後の行動が大事

まあ百歩譲って、「自分も迷惑をかけてしまうのだから他人の迷惑は許そう

という自分の意見を一度引っ込めて

他人に迷惑をかけることだけは絶対にしてはいけない

という意見を採用して生きていくとしても

そもそもの話として、

絶対に他人に迷惑をかけずに生きる」なんてできるのだろうか。

先に自分の考えを言うと、

ほとんどの人ができないと思う。

ここで必要になってくるのが

受け手側」、「迷惑をかけられる側」の視点。

絶対に他人に迷惑をかけずに生きる」ことが

なぜできないのかというと、

迷惑だと感じる基準は人によって違うからだ。

迷惑をかける側」をAさん、

迷惑をかけられる側」をBさんだとして、

Aさんがどんなに意識をして行動しても

その行動に対してBさんが迷惑だと感じたら迷惑なのだ。

Bさんが迷惑だと感じる行動を、Aさんが完全に分析したとしても

他の誰かにとっては迷惑だと感じる可能性だってある。

このように

人によって違う迷惑の基準に合わせることはかなり難しい。

まぁ、あくまで「かなり難しい」というだけだから

めちゃくちゃ頑張れば

絶対に他人に迷惑をかけずに生きる」を

実践できる可能性も0%ではないと思う。

しかし、こんなことに自分の時間と労力を費やすのは

勿体ないと思わないだろうか。

個人の自由といえばそれまでかもしれないが、

絶対に他人に迷惑をかけずに生きる」だけにこだわりすぎて

他にもたくさんのことに使えるはずの時間と労力を失っていると思う。

その人にとって本当にやりたいことは

絶対に他人に迷惑をかけずに生きる」なのだろうか。

迷惑をかけないように努力をするくらいなら

むしろ迷惑をかけてしまった後の行動
注力するべきではないだろうか。

…と、以上のことを踏まえても

自分も迷惑をかけてしまうのだから他人の迷惑は許そう

という生き方の方がいいと思う。

だから自分は

多少は他人に迷惑をかけてもいいと考えているし、

多少は他人からの迷惑を許すようにしている。

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