「どうしてそんなに小さな市場に賭けているの?」
とよく聞かれる。
僕が音楽NFTに本格的に取り組んでいることを知っての質問だ。
確かに、NFT市場はまだ音楽業界全体から見れば数%以下の規模でしかない。
多くの人にとって「よくわからないもの」「怪しいもの」という印象が強いかもしれない。
でも、僕はだからこそ挑戦する価値があると確信している。
今日は、なぜ僕が「小さな市場」に情熱を注ぎ続けるのか、
そしてそれが単なる投機的な挑戦ではなく、
人生・キャリア戦略として理にかなっているのかを話したい。
「小さくて怪しいもの」は、明日の当たり前になる
まず考えてみてほしい。
スマートフォンが登場した2007年頃のことを。
当時、多くの人は「物理キーボードがないなんて使いづらい」
「電話とメールができればそれで十分」と言っていた。
YouTubeも同じだ。
2005年の創設時、「素人の動画なんて誰が見るんだ」
「テレビの方が面白い」という声が大半だった。
でも今はどうだろう。
スマホなしの生活は考えられないし、
YouTuberは立派な職業として認知されている。
最初は必ず「小さくて怪しいもの」に見える。
これが新しい市場の宿命だ。
音楽NFTも同じ道筋をたどっている。
現在の市場規模は確かに小さい。
日本の音楽業界全体が約3,000億円なのに対し、
音楽NFT市場はまだその数%程度でしかない。
でも、だからこそ今参入することに意味がある。
スマホやYouTubeの例が示すように、
新しい市場は指数関数的に成長する。
そして成長が始まってから参入しても、
先行者が築いたポジションを覆すのは困難だ。
今NFTに取り組むことで、
後からでは得られない経験、信頼、そしてネットワークを構築できる。
僕がNFTに賭けているのは、
この「伸びしろの大きさ」に確信を持っているからだ。
僕は2012年にYouTubeに参入したが、
上手くポジションが取れずに大きな波を逃した過去がある。
目利きには自信がある。
あとはそれを形にするだけ。
数より濃度。僕が選んだファン戦略
では、小さな市場でどう戦うか。
僕が重視しているのは「ファンの濃度」だ。
多くの人は「とにかくフォロワーを増やそう」「バズらせよう」と考える。
でも僕は違うアプローチを取っている。
SNSで拡散を狙うよりも、
実際に人と会って関係性を築くことを優先している。
例えば、こんな流れだ:
リアルで会う → 応援の気持ちを育てる → SNSでつながる → 無料コンテンツを体験してもらう → 有料コンテンツへ
これは時間がかかる方法だ。
効率的ではないかもしれない。
でも、この方法で獲得したファンは離脱しにくい。
なぜなら、単なる「いいね」や「フォロー」ではなく、
実際の関係性に基づいているからだ。
特にNFTのような新しい分野では、
「この人を応援したい」という気持ちがないと、
なかなか購入まで至らない。
技術的なハードルもあるし、
まだ社会的な認知も十分ではない。
だからこそ、濃い関係性を築くことが重要になる。
これは僕の性格やコンテンツの性質にも合っている戦略だ。
大勢に向けて発信するより、
一人ひとりと向き合う方が自分らしさを活かせる。
なぜ町田なのか?場所も戦略の一部
「なぜ町田を拠点にしているんですか?」
これもよく聞かれる質問だ。
答えは単純で、
僕にとって町田が最も心地よく活動できる場所だからだ。
地元ではないけれど、住んでみて好きになった。
マーケティングでよく言われる「ペルソナ設定」を考えたとき、
僕のターゲットは「自分自身」にしている。
(正確には少し前の自分自身)
自分が魅力的だと感じるものを作り、
自分が心地よいと思う場所で活動する。
そうすることで、自分と似た感性を持つ人たちに
自然と響くコンテンツが生まれる。
自分が自分らしくいられる環境こそが、
最高のパフォーマンスを生み出す。
でも、町田を選んだのには別の理由もある。
この街には「新しいものを受け入れやすい文化」がある。
実際、町田は企業が新しい業態や
取り組みを試す場所として選ばれることが多い。
大手チェーン店の実験店舗が出店したり、
新しいサービスがテスト導入されたりする。
住民も、そうした変化に対してオープンな印象だ。
この土地柄は、
僕がNFTという新しい分野に挑戦することと親和性が高い。
保守的な環境より、変化を楽しめる環境の方が、
新しい挑戦を続けやすい。
だから場所の選択も、戦略の一部だったりする。
「小さな市場への挑戦」という生き方
僕にとって音楽NFTは単なるビジネスではない。
「小さな市場に挑戦する」という生き方そのものだ。
新しい市場は小さいからこそ価値がある。
競合が少ない今だからこそ、
自分なりのポジションを築ける。
レッドオーシャンで消耗戦をするよりも
ブルーオーシャンで自分らしく生きたい。
ただ数を追うのではなく、
自分に合ったやり方で濃度の高いコミュニティを育てる。
好きな場所、自分らしくいられる環境を戦略的に選ぶ。
これらは、どんな業界でも応用できる考え方だと思う。
あなたの周りにも、
きっと「小さくて怪しい」けれど
可能性を秘めた分野があるはず。
AIを活用した新しいサービス、
DX×地方創生の取り組み、
サステナビリティ関連のビジネス、
新しいエンターテインメントの形…。
大切なのは、その分野に情熱を持てるかどうか。
そして、論理的に成長の可能性を見極められるかどうか。
僕がNFTと町田を選んだように、
あなたにも「自分らしい挑戦の形」があるはず。
小さな市場だからこそ、あなたの個性が際立つ。
小さな市場だからこそ、あなたの努力が報われやすい。
小さな市場だからこそ、未来を自分の手で作っていける。
そんな挑戦を、一緒に始めよう


