2020年6月現在
自分は東京都民である。
東京都民でありながら
福岡県に約半年間滞在している。
その理由として、
- 年末年始(正月)に福岡の実家に居ないといけない
- 年末に行って年始に帰ると交通費が高い。
- 短期滞在だとバタバタする。
- 今やっていること(配信)はどこでもできる。
- 実家には1ヶ月しか住んだことがない。
- 家族が心配している。
- 東京より福岡の方が気温が暖かい。(一番の理由)
などの事実を踏まえたときに
それであれば
年末よりも早く福岡に行って、
年始よりも遅く東京に戻れば、
- 年末年始に福岡に居られる。
- バタバタしない
- 交通費が安い。
- 家族との時間が作れる。
- 暖かい
と考えたからだ。
そして、東京の家の契約を残したまま
11月後半に福岡に帰ったところ、
年明けに例の感染症が流行し、
福岡から東京に帰れなくなって
そのまま半年経ってしまった。
というのがここまでの経緯だ。
だから
意図せずに半年間も福岡に滞在してしまっているが
住所や家は東京にあるから
現在、自分は東京都民として
移動型生活をしているということになる。
もしかすると
ここで述べている定住型生活、移動型生活と
他の人が考えているものでは
言葉の定義が異なるかもしれないから
ここで
イチマティズムにおける
定住型生活と移動型生活の
定義を述べよう。
※最後に大事な補足があります。
定住型生活と移動型生活の定義
予め断っておくが、
移動型生活は
「毎日移動する生活」では無い。
留まることもできて
移動することもできるのが移動型。
留まることしかできないのが定住型だ。
定住型
どんな状況でも、
同じ場所で生活をする。
状況が変わっても、
基本的に生活する場所は変えない。
どうしても必要なら、
稀に生活する場所を引越し(大きな移動)する。
予定があって出かけても
同じ場所に”帰る”
基本的に登録した住所にいる。
登録住所で生活する時間>違う場所で生活する時間
移動型
状況に応じて、
最適な場所で生活する。
状況に合わせて
生活する場所を小さく移動をする。
予定があれば
出かけた先で生活をする。(泊まる)
住所はあるが、
”帰る”という行動をしない。
“帰る“というよりも
他の場所と同じように、家に”行く”という感覚。
登録住所にいることの方が珍しい。
違う場所で生活する時間>登録住所で生活する時間
細かいところが異なると思うが、
ノマドやアドレスホッパー
と呼ばれる生活様式と同じかもしれない。
これからの時代は移動型の生活が最適解
そして
実際に移動型の生活をしてみた結果、
これからの時代のライフスタイルは
移動型の生活が最適解
だと確信した。
もちろん、感染症の流行を予知して
福岡に避難してきたわけでは無いが、
もし
移動型の生活をせずに
旅行として福岡に来て
年始に東京に帰ってしまっていたら
危険な状況の中で身を守る事が
できなかったかもしれない。
今のところ(2020年6月)、
自分の世代は死亡率が低いと
言われているが、
感染して命を落としていた可能性も
ゼロでは無い。
つまり
移動型の生活をすることで
危険な状況から逃げることができたのだ。
逆を言うと
定住型生活をすると
危険な状況から逃げることができなかった。
今回の感染症は
特殊な例なのかもしれないが、
これからも
こういった状況が続くかもしれないし、
収束しても
また同じような状況が
発生するかもしれない。
むしろもっと酷い状況が
発生する可能性も否定できないし、
感染症とはまた違う状況なのかもしれない。
今に始まったことでもないが、
そういった想定外の出来事が考えられる中で
いつでも逃げられる状況でないのは
危険だろう。
人によって様々な考えがあるだろうが、
自分の考えとしては
移動型の生活をこれからも続けて
身軽にしておきたい。
そのためにもまずは
今ムダに半年以上も家賃を払い続けている
東京の家を抜け出さなければ。
続く。
補足
この文章を書いている2021年9月現在、
大まかな考えは変わっていないが
「移動型生活」と「定住型生活」の中間の存在を
「非定住型生活」と定義して、実際にその生活をしている。
この記事では自分の生活を「移動型生活」としているが、
自分は「移動」に重点を置いているわけではなく
「定住しないこと」に重点を置いている。
「移動することによって日本中を旅行したい!」や
「毎日新鮮な気持ちで過ごしたい!」
といった願望があるわけではなく、
ただ「定住すること」を理想としておらず、
「定住を避けている」だけだ。
そんな自分と「ノマド」「アドレスホッパー」を
同じ「移動型生活」にまとめてしまうのは
言葉の意味が広過ぎると感じる。
だから
「移動型生活」と「定住型生活」の中間として
「定住しないこと」に重点を置いた
「非定住型生活」を定義した。
そして、この記事を「非定住型生活」を主題にして
書き換えてしまうか迷ったが
そもそもタイトルから大きく変わってしまうから
リライトして「ICHIMATism2.0」にせず、
あえて「ICHIMATism1.1」のまま記録として残すことにした。